3年ぶり!「神戸新開地音楽祭」 5月7・8日開催 市民手作りで20回目 土岐英史さん追悼ライブも | ラジトピ ラジオ関西トピックス

3年ぶり!「神戸新開地音楽祭」 5月7・8日開催 市民手作りで20回目 土岐英史さん追悼ライブも

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 神戸・兵庫区の新開地で多彩なジャンルの音楽を楽しめる「神戸新開地音楽祭」(以下、新開地音楽祭)が、3年ぶりに開催される。5月7日(土)、8日(日)の2日間。今年で20回目。8日には、昨年2021年に亡くなったサックス奏者・土岐英史さんの追悼ライブも行われる。

「神戸新開地音楽祭」メインステージ(提供:新開地まちづくりNPO)※過去の様子

 かつて神戸の文化発展の一翼を担い、故・淀川長治さんも愛した新開地。新開地音楽祭は、その街の魅力発信を目的として、 2001年に始まった“市民手作り”のイベント。NPO法人「新開地まちづくりNPO」が運営を手がけ、「神戸新開地ジャズヴォーカルクィーンコンテスト」と併せ、「新開地ミュージックストリート」として開催されている。

 第9回から10年間は、神戸市出身の土岐英史さんがメインステージのトリを務め、全体の規模もプロ・アマチュア約1,000人が出演するまでに。関西一円から8万人が訪れるイベントに成長したが、2020年からの2回は新型コロナウィルスの感染拡大を受けて延期となっていた。

神戸新開地音楽祭のステージで演奏する土岐英史さん(提供:新開地まちづくりNPO)

 今回は、メインの湊川公園や、新開地商店街本通りの街角に加え、地下街、ライブハウスなど、全12か所にステージが設けられる。各ステージには、2020年に759組の応募の中から予選を通過し、演奏することが決まっていた約200組が出演する。8日のメインステージには、「第20回神戸新開地ジャズヴォーカルクィーンコンテスト」でクイーンの栄冠に輝いたyukinoさんが登場。続く、トリビュートバンドによる土岐英史さんの追悼ライブからフィナーレとなる。

スクエアステージ(提供:新開地まちづくりNPO)※過去の様子
BIG MANステージ(提供:新開地まちづくりNPO)※過去の様子

公園ステージ(提供:新開地まちづくりNPO)※過去の様子
メトロステージ(提供:新開地まちづくりNPO)※過去の様子

 事務局長の藤坂昌弘さんによると、50人のスタッフが半年前から準備を行ってきたそう。藤坂さんは開催に向け、「まずは(感染対策を施して)安全に。それが一番」とした上で、「3年ぶりということで、お問い合わせや『やっとできるね』といった声もいただいている。皆さん“お祭り”を楽しみにしていらっしゃると感じるので、ぬかりなく進めたい」と意気込みを語り、「感染に気を付けながら存分に楽しんで」と呼びかけた。

 開催日には、手しごと雑貨・フードのマルシェや各国のグルメ屋台、ガーデンショップも同時開催。8日には、5時間のテレビ生中継も予定されている。詳しくは、新開地音楽祭公式サイトで確認できる。


◆新開地まちづくりNPO
〒652-0811 兵庫県神戸市兵庫区新開地3丁目3-11
電話番号:078-576-1218
【「神戸新開地音楽祭」 公式HP】

【「新開地ミュージックストリート2022」 神戸市公式HPより】

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