1990年代初頭に一大ブームを巻き起こして以来、スイーツの定番となったイタリア発祥のチーズケーキ「ティラミス」。30年以上経った現在も、プリンやドリンク、かき氷にアレンジされるなど、人気は衰えることを知りません。
そんな中、4月15日、兵庫県の神戸・元町にオープンしたのが「神戸ティラミス by CREDO(クレイド)」です。三宮にあるイタリアンレストラン「CREDO」で出しているティラミスが注目され、専門店をオープンするまでになったもの。レストランには以前から、「今日はまだありますか?」「商品化しないのですか?」と問い合わせが入ることがしばしばあったそうです。
瓶入りの神戸ティラミスは、もっと神戸のことを知ってもらいたい、兵庫の魅力を伝えたいという思いからできたスイーツで、兵庫県産の材料を積極的に使っているとのこと。卵は、加古川市のブランド卵「オクノのたまご」(以下、オクノ卵)を使用。この卵は、「TKG(卵かけご飯)チャンピオンシップ」(主催:日本たまごかけごはんシンポジウム実行委員会)で3連覇を果たしたたまごかけにも使われているものだそうです。
ラインナップは、定番の「プレーン」をはじめ全6種類。すべてに兵庫県産の食材を使用しています。「ロゼ」には神戸いちごと赤ワイン、「アランチャ」には淡路産ミカンピューレ、「ネーロ」には丹波の黒豆と豊岡の竹炭……など、地産地消のティラミスです。
そんな神戸ティラミスを作っている内田辰彦さんに話を聞きました。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
――兵庫県産の素材を使っている理由は?
私は農業高校出身で、同級生・先輩・後輩に農業従事者が多くいます。できるだけ、その人たちが作った卵や野菜を使って料理を作りたいという気持ちからです。
◇神戸ティラミス CREDO(クレイド)
兵庫県神戸市中央区三宮町3-1-10
(地下鉄海岸線『旧居留地・大丸前駅』から三宮中央通りを大丸神戸店方面に向かって徒歩1分)
営業時間:午前11時~(売り切れ次第終了)
【公式インスタグラム】