「大阪マルビル」誕生から半世紀を前に建て替えへ 2023年夏に解体、今度のデザインも「丸」残し… | ラジトピ ラジオ関西トピックス

「大阪マルビル」誕生から半世紀を前に建て替えへ 2023年夏に解体、今度のデザインも「丸」残し…

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 大阪・キタの玄関口、梅田のランドマークとして、ホテルや飲食店などで構成される複合ビル「大阪マルビル」が建て替えられる。 大和ハウス工業株式会社と株式会社大阪マルビル(いずれも本社・大阪市北区)が5月13日、発表した。2023年夏に取り壊し、2030年春の完成を目指す。

■バブル期には「マハラジャ」も 「回る電光掲示板」は関西名物

1976(昭和51)年完成当時のマルビル 建物北東から撮影 すぐ後方に大阪駅前第一ビル<※画像提供・大和ハウス工業>
現在の大阪マルビル 周囲に阪神梅田本店・ヒルトン大阪などが立ち並ぶように(2022年5月撮影)

 「大阪マルビル」は、大阪の超高層ビルの先駆けとして1976(昭和51)年4月に誕生し、当時は大阪・梅田のどこからでも姿を見ることができる周辺で唯一の高層ビルで、屋上にはビルを一周する回転式の電光掲示板「コンピュートサイン」(当時、全国初)でメッセージを発信し、その円筒形のユニークな形状から梅田のランドマークとして長らく親しまれてきた。 1980年代には、ディスコブームの火付け役である「マハラジャ」もあった。

南側上空から 現在のマルビルの工期は1973(昭和48)年10月~ 大阪駅・旧駅舎や北ヤード(写真上部)界隈の風景に時代を感じる
南側下方から 昭和の終わりごろから周囲に高層ビルが立ち並ぶように

 実はマルビルの地上部分は真の円筒ではなく52枚のプレキャスト版(成形済みのコンクリート板)で構成される多面体だという。現在のビルは地下4階・地上30階で、高層部には大阪第一ホテル、低層部には飲食店や商業施設が入っている。

■建て替え中は大阪・関西万博のバスターミナルとして活用

 そのマルビルも、誕生から半世紀近く経過し、建物・設備の老朽化や周辺施設との競争力の低下が課題となっていた。そこで建て替え案が浮上、より質の高い商品・サービスを提供する大阪の新たなランドマークとして刷新するという。

大阪マルビルの生みの親は実業家の故・吉本晴彦氏 「どケチ」で知られ、運営会社・大阪マルビル会長も務めた
大阪マルビルは「大阪第一ホテル」を中心に、飲食店や物販店舗など35テナントで構成
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