"みかん食べ過ぎて手が黄色”を解消 和歌山生まれの「有田むき」 農家が明かす「おいしさとの関係」 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

"みかん食べ過ぎて手が黄色”を解消 和歌山生まれの「有田むき」 農家が明かす「おいしさとの関係」

LINEで送る

この記事の写真を見る(5枚)

 みかんが生活に根付く和歌山県だからこそ、この「有田むき」を全国区にすべく、地元をあげて取り組みを行っています。過去には「JAありだ共選協議会」による「有田むき選手権」が開催されたり、SNSに有田むきの様子を投稿する「#有田むきチャレンジ」という企画もおこなわれたりしました。

「有田むき」の起源はみかん農家にあった?(提供=伊藤農園)

 ところで、みかんと一口に言っても、小さめサイズから皮が分厚いものまで様々なタイプがあります。

 そこで有田むきをしやすいみかんがどのようなものか聞いてみると、「基本的には『浮き皮』という、実の部分と皮の部分が少し離れているものがむきやすいです。ただ、浮き皮でないものの方が果汁が多く含まれていて、おいしいみかんであることが多いです。つまり、有田むきをしにくいみかんの方がおいしいみかんである傾向が高いとも言えるでしょう」と、意外な回答でした。みかんを食べる機会には、おいしいものを見つくろいつつ有田むきにチャレンジしてみては?

(取材・文=つちだ四郎)


◆伊藤農園
〒649-0435 和歌山県有田市宮原町滝川原498-2
【公式サイト】

LINEで送る

関連記事