――熱中症になった時の対処法は?
【山崎さん】 めまいや立ちくらみ、汗が止まらない、頭痛、吐き気などの症状の時の対処としては、下記が挙げられます。
・風通しの良い日陰やエアコンがきいている室内等、涼しい場所へ避難する。
・自分で水分摂取が可能な場合は、スポーツドリンクや経口補水液などで水分をとる。
・衣服をゆるめて、冷たいタオルや保冷剤で首筋やわき、足の付け根を冷やす。
・症状が治まるまで無理をしない。
呼びかけても返事がおかしかったり、意識がなかったりするなど重い症状の場合には、迷わず救急車を呼びましょう。応急処置として、▼服をゆるめる、▼直射日光があたらないようにする、▼大きな血管が通っているところ(脇の下や首まわりなど)を保冷剤で冷やすなどしながら救急車を待ちましょう。
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さらなる熱中症予防として、暑くなりはじめのころから、無理のない範囲での運動を通して体を暑さに慣らしておくことや、毎朝の体温チェックも大切とされています。まずは「こまめな水分補給」「クーラーの適切な使用」「人がいない時にはマスクをとる」の3つを心がけて熱中症を予防しましょう。
※ラジオ関西『三上公也の朝は恋人』内「コープスコープ はかるたいせつ」2022年5月17日放送回より
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