「労力の節約」のための嘘←男性にありがちです 「いい嘘」と「悪い嘘」の違いを恋愛カウンセラーが解説 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

「労力の節約」のための嘘←男性にありがちです 「いい嘘」と「悪い嘘」の違いを恋愛カウンセラーが解説

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 恋愛という場面において特についてはいけない「悪い嘘」は、自分をよく見せるため、自分の都合や事情を優先させるためなど、相手ではなく自分のためだけにつく嘘です。

 例えば、既婚者であることを隠すような、誰も得をしない嘘はもってのほかですが、それ以外にも、収入や仕事の内容・経歴などについて見栄を張るための嘘は、決してついてはいけません。こういった「自分の価値を高めるための嘘」は、いずれバレる可能性が高く、相手と親しくなればなるほど、その嘘を隠すためにさらなる嘘を重ねる必要が出てきます。

 はじめの段階でこういった嘘をついてしまうことで、相手にとっての自分が本来の自分自身とはかけ離れたものになるため、自分自身もまた、相手に心を開きづらくなり、本当に心の通った恋愛関係を築くことが難しくなります。

 また、男性にありがちなのが、相手にかける労力や時間を節約するために嘘をつくケースです。デートをキャンセルしなければいけない事情や、相手の嫉妬を買いそうな予定などについて、「相手を納得させるのが面倒」「説明に時間がかかりそう」などの理由から、トラブルを避けるつもりで嘘をつくことがあるようです。

 この場合、その場の面倒は避けることができたとしても、後々発覚した場合には「嘘をついた」という事実も相まってさらに大きなトラブルを呼び、解決後も相手に不信感を持たせる結果になりがちです。自分にとっては小さな嘘のつもりでも、つかれた側はその真意やありもしない「悲しい事実」に思いを巡らせ、悩ませてしまうものです。

恋愛心理カウンセラー・ハヤトさん

 誰かと親密な関係を築き、それを継続させて行くためには、自分のことはできるだけ正直に、相手への気持ちはできるだけ大きく伝えることが大切なようです。たとえお金がなくとも「気持ちや心遣い」をケチらずに真摯に向き合うことで、大切な人とより良い関係を続けられるのではないでしょうか。

(取材・文=村川千晶)

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