全国でも異色「奈良のお雑煮」 餅だけ取り出し“あべかわ”で甘じょっぱく 「まめのこ」を使う地域も | ラジトピ ラジオ関西トピックス

全国でも異色「奈良のお雑煮」 餅だけ取り出し“あべかわ”で甘じょっぱく 「まめのこ」を使う地域も

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【作り方】
1)祝だいこん、金時人参、里芋を好みの大きさに切る。
2)出汁に野菜を入れて、柔らかく煮えたら豆腐を加え、ひと煮立ちさせる。
3)少量の煮汁で溶いた白味噌を入れ、ひと煮立ちさせる。
4)丸餅を焼き、お雑煮に入れる。
5)食べるときには、お餅を取り出して砂糖入りのきな粉を付ける。

 材料のひとつ「祝だいこん」は、奈良県産のお正月用の野菜ということもあり、他の地域に住んでいる人には少々聞き慣れない食材かもしれません。

「諸説ありますが、きな粉の黄色は、米の豊作を願い、具材を丸く切って、円満を願うと言われていたり……。奈良に生きる人々が、お正月のお雑煮にさまざまな思いを込めていたことが分かります」(奈良まほろば館)

 奈良まほろば館では、年末に祝いだいこんや丸もちなどの食材がセットになった「奈良のお雑煮セット」を販売、年始には期間限定メニューとしてカフェコーナーでお雑煮を提供するそう。本場の味に触れたい人は、一度味わってみてはいかがでしょうか?

(取材・文=つちだ四郎)


◆奈良県観光局 奈良まほろば館 情報発信課
〒105-0004東京都港区新橋1-8-4SMBC新橋ビル1F・2F
【公式HP】

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