「忍者列車」でいく、“城下町と忍者と芭蕉のまち” 鉄アナ・伊賀鉄道の旅 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

「忍者列車」でいく、“城下町と忍者と芭蕉のまち” 鉄アナ・伊賀鉄道の旅

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◆鉄アナ・羽川英樹「行ってきました!」vol.81

 伊賀鉄道は、近鉄大阪線と接続する「伊賀神戸」(いがかんべ)から、伊賀市の中心地を経てJR関西本線と接続する「伊賀上野」までの、16.6kmを結ぶ路線です。2007年に近鉄伊賀線から運営を引き継いで伊賀鉄道となりました。

 起点となる「伊賀神戸」は1時間に1本、大阪難波~賢島を走る近鉄特急も停まります。しかし駅の周りには何もなく、駅前にある駐車場の1日料金200円という安さにびっくり。では、この近鉄との共同使用駅である伊賀神戸から、伊賀鉄道の名物「忍者列車」に乗って、出発ニンニン!

(写真① 4599)

 伊賀鉄道の車両はすべて東急の1000系を改造したもの。電車のラッピングイラストは、5編成すべて松本零士氏が担当しています。私の乗った青と緑の205系忍者列車には木製のつり輪に手裏剣、扉上には上野城が描かれています。そして網棚の上にはひっそりと忍者が隠れているではありませんか。これは遊び心満点!

(写真②4604,
③4610)

 駅を出てしばらくはのどかな田園の中を走り抜けます。「丸山」は副駅名が「くノ一グラウンド前」とあるように、廃校になった中学のグラウンドを女子サッカー・なでしこリーグの伊賀FCくノ一三重が使っています。ここで練習して、昨シーズンは見事リーグ優勝を手にしました。

 このあと「依那古」(いなこ)、「猪田道」(いだみち)、「四十九」(しじゅく)など難読駅名が続きます。そして「桑町」あたりから街中に入っていきます。ここは駅舎も待合室もホームも昭和の香りたっぷりの風情があります。

(写真④ 4724) 

「広小路」には古い街並みが広がります。城下町を守るお寺が白壁に連なる寺町通、松尾芭蕉が29歳まで暮らした生家もしっかり残っています。また芭蕉通り商店街では、古民家を生かしたイタリアンレストランやホテルも開業しています。

 そしてその一角にあるのが、明治38年(1905年)創業の「元祖伊賀肉 金谷」本店。昔ながらのたたずまいの中で、松阪にも優るとも劣らない上質な伊賀肉をすき焼きで味わえます。ここでは割り下は使わず、店員さんがしょうゆ・砂糖を使って見事な塩梅で仕上げていきます。お値段は8470円と少し張りますが、値打ちは充分。

(写真⑤4731,
⑥008)

 お城が見えてきたら伊賀鉄道の拠点駅「上野市」。ここには本社と車両基地があり、「忍者市駅」という副駅名の方が、本名の上野市駅より目立っています。駅から10分で藤堂高虎・築城の3層の天守がある伊賀上野城へ。高さ30メートルの石垣や春の桜は圧巻です。城内にある俳聖殿は、芭蕉生誕300年を記念に芭蕉の旅姿をモチーフに建てられました。隣接する伊賀流忍者博物館では、忍者ショーや忍者体験も楽しむことができます。

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羽川英樹ハッスル! (1) | ラジオ関西 | 2022/06/02/木 10:00-11:00

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