「公共」の授業 “成人年齢引き下げ”で高校必修科目に 「暗記でなく、考える力を養うのが重要」と弁護士 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

「公共」の授業 “成人年齢引き下げ”で高校必修科目に 「暗記でなく、考える力を養うのが重要」と弁護士

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――新科目「公共」が果たす役割は大きいですね。

【上垣弁護士】 新学習指導要領に掲げられた「社会に開かれた教育課程」の中核となるのが「公共」です。法律に関することだけでなく、金融や情報リテラシー、環境問題など様々な題材を扱います。「暗記」する授業ではなく「考える力」を養い、若者たちがこれからの世界と、社会としっかり向き合えるようになるためにとても重要になってきます。

――今後の抱負を教えてください。

【上垣弁護士】 「公共」の授業に関わらず、法教育活動は今後も積極的に行なっていきたいと思っています。また、弁護士として今年で10年を迎えました。仕事に慣れてきたとおごることなく、しっかり地に足を付けて勉強して、専門家としてのスキルを磨いていきたいです。

◆上垣孝俊(うえがきたかとし)天野・上垣法律会計事務所(兵庫県姫路市)
東京大学法学部卒業後、2012年に弁護士登録し、同年から兵庫県弁護士会に入会。2021年から法教育委員会委員長として、兵庫県弁護士会主催の模擬裁判やジュニアロースクールを行ったり、小中高校を中心に出張授業を行ったり、キャリア教育に協力したりする中で、高校に新しく創設された科目「公共」の授業に協力している。

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