洲本市は、乗りやすい料金設定や、スポーツサイクルの搭載を可能としたことで、利用者から「淡路島を一周(アワイチ)がしやすくなった」との感触を得たという。またこの航路を使って、淡路島を観光した後、大阪南部や和歌山へも短時間で移動できるメリットも強調する。
■「人のの流れを移住・定住“岬暮らし”へ」岬町
移住・定住を促進する岬町では、まちの魅力や知名度の向上に一定の効果があった。ただ、かつての航路が廃止され、衰退した港周辺の商業に対しては効果が限定的だったという。今後は「航路の復活によって生まれる人の流れを、地域経済の発展に結び付けられるよう地域との関係性の構築に注力していきたい」と話す。
《深日洲本ライナー》
【運航期間】2022(令和 4 )年 6 月 25 日(土)~ 11 月 27 日(日)
※土曜・日曜・祝日限定運航(お盆期間は 8/12~8/16 の平日も運航)
【運航便数】1日4往復(合計8便)
【所要時間】 片道55分
【定員】68名
【自転車積載数】最大31台
【料金(片道)】 大人(中学生以上)1,500 円、小人(小学生)500 円、小学生未満無料、スポーツサイクル 300 円
【インターネット予約】https://fuke-sumotoliner.com/
【電話予約】深日港発券所(深日港観光案内所「さんぽるた」)
072-447-6202 営業時間:9:30~16:30 ※月曜日定休