「受験」の天王山・夏を制する秘訣「夜は12時までに寝る」「『勉強しなさい』は逆効果」予備校担任が解説 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

「受験」の天王山・夏を制する秘訣「夜は12時までに寝る」「『勉強しなさい』は逆効果」予備校担任が解説

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 来年春に受験する受験生にとって、“天王山”と言われる夏がもうすぐやってくる。志望校に受かるために、この夏にどういうことをするべきなのか。現役の予備校担任に聞いた。

真剣に勉強に取り組む生徒たち

「最も重要なのは規則正しく生活することです。朝は早く起きて、夜は12時までに寝ましょう」と、まず生活リズムをポイントに挙げるのは、「若松塾・東進衛星予備校 須磨パティオ校」(神戸市須磨区)の担任・濵大樹さん。濵さんは「夜12時以降は集中力も切れて、自己満足の世界になってきてしまいます。夜型の生活習慣にしないことが大事で、決まった時間に決めたことをやり切るようにしましょう」と、理由を説いてアドバイスする。

 そして「勉強面でいうと、とにかく勉強量を増やすこと。天王山とは本当にその名の通りで、ここでやらなければ確実に良い結果にはつながらない。夏前までに入れた知識を夏以降に使っていくことが効果的です」と、今の時期に必要な要素を明確に説明した。

 その他にも受験生が心がけるべきこととして、「受験生になってから勉強を開始する人こそ、焦って次に次に行こうとします。ですが、基礎がしっかりとできていないと成績が伸びることもないので、まずは基礎の徹底が本当に重要」と話す。

 さらには、人それぞれ苦手科目と得意科目があるが、苦手科目に執着するより、得意科目を伸ばすという意識を持つことが大事だという。「苦手はいくら頑張っても得意にすることは難しいです。ですから視点を変えて平均を目指す。得意科目でその苦手科目を補う、そういう思考が大事だと思います」(濵さん)

生徒の相談にも丁寧に応じる

 では親として、勉強を苦手と感じている子どもの意識を変えるにはどうすればいいのだろうか。

 濵さんは、「夢・志の話をしましょう。その夢を叶えるために通らなければいけない道となれば、やるしかないということで、勉強に対して前向きになる可能性があります」といい、「ただ単に『勉強しなさい』だけでは逆効果になるので注意してください」と、親が陥りがちな行動を避けるよう念押しした。

集中しての学びを助ける教室(若松塾・東進衛星予備校 須磨パティオ校)

【『須磨パティオpresents河上幸恵のゆる~くふわっと魔法の時間』】
【須磨パティオ公式HP内「若松塾・東進衛星予備校」】

◆若松塾・東進衛星予備校 須磨パティオ校
兵庫県神戸市須磨区中落合2-2-7 須磨パティオ健康館1F
(神戸市営地下鉄「名谷駅」すぐ)
開校時間 平日/13:00~22:00 土曜/9:00~22:00 日祝/9:00~20:00
電話番号 078-797-0707
「若松塾・東進衛星予備校」では主要科目の国語、数学、英語に加えて理科、社会、小論文など、入試に必要な全ての科目を受講することができる。受験する学年になると、過去の問題を振り返り、演習や添削、解説を行う講座も。担任・担任助手による指導も受けられる。合格実績、無料の招待講習など詳しくは公式サイトに掲載。

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