スニーカーの革などにも使えるペン型の皮革用塗料「Le’taup (レタップ)」を開発したのも、「スニーカーを自分の好きな色にアレンジしたい」という要望があったから。塗ることでラインの色を自由に変えられるという優れもので、販売を開始してまだ半年ほどの新商品だ。最近では若手社員のアイデアで会社のLINEアカウントを開設し、顧客へのアプローチを強めるなど、新しい取り組みも積極的に行っている。
佐藤さんは「とにかくお客様の要求に応えたいという一心です。父親から技術を学んだり、お客さんの要望に応えてきたことが経験として活かせているので今がある。あと10年は頑張り、バトンタッチしていければ」と将来を見据えた。
※ラジオ関西『こうべしんきん三上公也の企業訪問』2022年6月21日放送回より