『めっちゃ』←関西発 「むちゃ、めちゃんこ、めったんこ」など多種多様に 「目茶苦茶は当て字」と辞書 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

『めっちゃ』←関西発 「むちゃ、めちゃんこ、めったんこ」など多種多様に 「目茶苦茶は当て字」と辞書

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 以前…と言ってもかなり前で申し訳ないのですが、大阪在住の番組リスナーからこんなお便りをいただきました。

「『めっちゃ』って、関西弁ですよね? 関東のタレントさんが『めっちゃおいしい』『めっちゃうまい』とか、(口にするのを)耳にしますが、関西弁からきているのでしょうか?」

 その通りです。元は関西で使われ始めた表現です。『日本俗語大辞典』(東京堂出版)によると…

「『むちゃ』に同じ。関西でよく使われる。若者語。◇『王子さまを探して』(1988年)<花井愛子>『めっちゃいいオトコになってて』◇『現代用語の基礎知識1996年版』若者用語『めた 強意語。めちゃ。めっちゃ。むっちゃ。』」などとあります。

 また、「むっちゃ」は「(『むちゃ』の変化した形)『めっちゃ』に同じ。関西でよく使われる。若者語」などとあります。昭和の終わりから平成の初め頃には、広まっていたと考えられます。

 では元の言葉は何か?

 先の「めた」とは「むやみに」とか「やたらに」などの意味ですが、『広辞苑 第七版』(岩波書店)には、「めちゃ」の項目に…

「(1)すじみちの立たないこと。わけのわからないこと。むちゃ。(以下略)」などとあります。そして「めちゃくちゃ」という言葉を紹介し、「(「滅茶苦茶」「目茶苦茶」は当て字)などと紹介されています。

  一方の「むちゃ」はというと、「筋道が立たないさま。」などと同じような意味が書かれています。

 と、ここで「よく似た表現がたくさんある」ことに気がつきました。調べてみたところ…

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