実はかぼちゃの仲間、夏が旬の野菜「ズッキーニ」 夏バテ対策の強い味方に

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 6月~8月、まさにこの季節が旬の野菜「ズッキーニ」が、いま、注目されている。

 名前はよく耳にするが、どんな野菜なのかは知らないという人は多いかも。見た目は緑色で細長い種類が一般的なので、きゅうりの仲間かと思いきや、実はかぼちゃの仲間だ。色は緑だけでなく、鮮やかな黄色のものがあり、形も細長いものだけでなく、丸いズッキーニもある。かぼちゃの仲間だが、味は淡泊でかぼちゃのような甘味はない。ただ、くせがなく、油をよく吸収するため、加熱調理に適している。世界的にはフランス南部の郷土料理で、トマトを中心とした夏野菜を煮込んだ「ラタトゥイユ」の具材としても有名だ。

ズッキーニ

 ズッキーニは低糖質で低カロリー。抗酸化作用があるβ-カロテンを多く含むため、免疫力を高めたり、皮膚や粘膜を保護する働きが期待できるという。ビタミンBやビタミンCは体の疲れの回復を助けたり、カリウムには体温を下げる作用もあるため、夏バテ予防にも取り入れたい野菜といえる。

 そんなズッキーニの入荷が6月に入って増えているというのは、神戸市須磨区にある産直市場「ナナ・ファーム須磨」。近年ズッキーニを作る農家が増え、神戸、丹波、播磨、淡路と、兵庫県全域から入荷されるようになったそうだ。価格は1個がおよそ100円~200円の間で購入できる。

「入荷当初はお客さんの反応はあまりよくなかったが、6年前ぐらいから調理方法をPOPにして掲示すると、少しずつ反響が増えていき、今では人気野菜の1つになっている」と話すのは、同市場のスタッフで野菜ソムリエでもある神垣八千代さん。「ズッキーニはプランターを使って家庭でも育てることができる。鮮やかな色でかわいらしいので、家庭菜園に興味がある人にもおすすめ」だという。

ズッキーニのジョン

 その神垣さんが注目するズッキーニを使った料理メニューは「ズッキーニのジョン」。ジョンとは、肉や野菜などの食材に小麦粉と卵を絡めて焼きあげた韓国料理のこと。輪切りにしたズッキーニに小麦粉と溶き卵を絡めてフライパンで焼くだけというシンプルな料理だが、油の重さを感じることなくさっぱりと食べられる。なすの肉詰めのようなイメージで、ひき肉を乗せて焼いてもおいしいそうだ。

 6月後半にして厳しい暑さが続くなか、体調管理のためにも、旬の野菜・ズッキーニとともに酷暑の夏を乗り切りたいものだ。


■ナナ・ファーム須磨
兵庫県神戸市須磨区外浜町4-1-1
電話 078-733-7722
※店舗ごとに営業時間や定休日が異なるため、詳しくはナナ・ファーム須磨の公式サイトを参照

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