市販のカップアイスを、混ぜるだけでふんわりとしたソフトクリームのような食感にする『アイホイスプーン』が発売前から話題です。
4月25日に、クラウドファンディングサイト「Makuake(マクアケ)」でプロジェクトを公開。翌26日には目標金額10万円を達成しました。その後もサポーターの数は増え続け、6月24日時点で、1,425人から約345万円の支援が集まっています。達成率にすると、なんと3,450%超! 「家でいつでもソフトクリームが食べられる」「どんな食感になるか楽しみ」と、多くの人たちから期待が寄せられています。
「アイホイ」とは、「アイスクリーム」と「ホイッパー(泡立て器)」の頭の二文字を組み合わせた造語で、見た目は、先端が横一線につながったフォークのよう。カトラリーの名産地・新潟県燕市で製造されるのだそうです。
開発したのは、26歳の会社員、茂木(もてぎ)さんです。きっかけは、北海道の牧場で食べた美味しいソフトクリームに感動したことなのだとか。詳しくお話を聞きました。
■カップアイスがふんわりソフトクリーム食感に大変身!
アイスクリームとソフトクリームの違いは、ズバリ“温度”。プロジェクトページの詳細によると、アイスクリームが「約-18℃」なのに対し、ソフトクリームは「約-7℃」なのだそう。しかし、アイスクリームを常温で放置しただけでは、外側が溶けるのみで、真ん中は固いまま。ソフトクリームのような食感にはなりません。
そこで『アイホイスプーン』の出番です。使い方は簡単。カップアイスを1分ほど電子レンジ(200ワット)で温め、あとは混ぜるだけ。温度が均一になり、ふんわり柔らかな食感に。ソフトクリームのようにツノが立ったら完成です。
■「一緒に混ぜる」とアレンジ自由自在! オススメは「少し意外」な調味料
バニラ味のカップアイスとアイホイスプーンがあれば、様々なアレンジが楽しめます。シナモンパウダーや溶かしたチョコ……。中でも茂木さんのオススメは抹茶だそう。抹茶をたっぷり入れれば、市販では叶わないような“超濃厚抹茶ソフトクリーム”も楽しめます。さらに、意外なところでは……「醤油」! キャラメルのような香ばしい味わいになるのだそうです。