デビュー50周年のアグネス・チャン 川嶋あいに語った愛あふれる信条「生きていれば明日はもっと明るく」 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

デビュー50周年のアグネス・チャン 川嶋あいに語った愛あふれる信条「生きていれば明日はもっと明るく」

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 シンガーソングライターの川嶋あいがパーソナリティを務めるラジオ番組『明日への扉〜いのちのラジオ+〜』(ラジオ関西、毎月第1・2週日曜午後5時〜)。7月3日の放送では、今年で日本デビュー50周年を迎えたアグネス・チャンさんがゲストに登場。自身の子育て方法や、平和活動を行ううえでの信条について語った。

写真右:アグネス・チャンさん、左:番組パーソナリティの川嶋あい

 14歳のころ、香港で歌手としてデビューしたアグネス・チャンさん。1972年に『ひなげしの花』で日本デビューを果たし、翌年には『草原の輝き』で日本歌謡大賞新人賞、日本レコード大賞新人賞を受賞。トップアイドルとしての輝かしいキャリアをスタートさせた。

 歌手としての活動のほか、数多くのボランティアやチャリティ活動も行っている。1998年には初代日本ユニセフ協会大使に就任し、アジアや中東を視察。さらには、エッセイスト、大学教授など、文化人としても世界を舞台に活躍中だ。

 川嶋が、50年という長きにわたり幅広い分野で走り続けている中でとくに印象に残っている出来事についてたずねると、新人賞を受賞したことを挙げ、「日本の歌手として認められた気がした」と話した。

 仕事以外では、「3人の息子を育てられたことはラッキーだった」「自分の子どもが生まれたときは幸せで仕方がなかった」と笑顔に。息子3人はスタンフォード大学に合格しており、自身の学んだ児童心理学や教育学を生かして「楽しく子育てをした」のだそう。

 教育方針は育児本などを参考にしながらも、一人ひとり個性の異なる子どもたちに合わせて接し方を変えてきたそう。なかでも最も大切にしていたのは、「めいっぱいの愛情を注ぎ、そして子どもの可能性を伸ばす」ということ。

 さらに、自己肯定感を育む、絶対に他人とは比べない、などの“自分ルール”を課しながら、「自学(自分で学ぶ)」「好学(学ぶことが好き)」「活学(学んだことを生活に生かす)」の3つを目指して子育てに取り組んでいたと語った。

アグネス・チャンさん

 現在にいたるまで、さまざまな平和活動にも取り組んできたアグネスさん。きっかけは中学生のころに参加したボランティアだったそうで、「子どもたちの笑顔が力となって、極端な照れ屋だった自分が前向きに変わることができた」と振り返った。当時は子どもたちの食べ物を集めるために学校で歌っていたといい、その際にスカウトされて歌手デビューが決まったのだと、意外な事実を明かした。

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明日への扉~いのちのラジオ+~ | ラジオ関西 | 2022/07/03/日 17:00-17:30

放送後1週間聴取可能、エリア内無料 radikoプレミアム会員はエリア外聴取可

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