小学生兄弟死亡 兵庫・稲美町住宅火災 伯父を殺人・放火罪で起訴 責任能力ありと判断 神戸地検姫路支部 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

小学生兄弟死亡 兵庫・稲美町住宅火災 伯父を殺人・放火罪で起訴 責任能力ありと判断 神戸地検姫路支部

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 兵庫県稲美町で2021年11月、小学生兄弟が死亡した住宅火災で、神戸地検姫路支部は同居していた伯父の無職の男(52)を殺人、現住建造物等放火罪で起訴した。7月8日付。

 起訴状などによると、伯父は2021年11月19日深夜、木造2階建ての自宅に火を放ち全焼させ、就寝中の兄(当時12歳・小学6年)と弟(同7歳・小学1年)を殺害したとされる。

神戸地検姫路支部

 捜査関係者によると、伯父は逮捕段階で、死亡した兄弟の両親から食事や住宅内の移動、入浴など生活を制約されたと思い込み、「両親に精神的な苦痛を与えたくて、大切な子どもを狙った」と動機を供述しているという。
 伯父は「ガソリンを使って火を付けた」と容疑を認め、1階にある自分の部屋の押し入れにあった布団の燃えかすからガソリン成分が検出された。

 この住宅では兄弟と、その父親と母親、母親の兄に当たる男の5人暮らし。兄弟の両親に恨みを募らせた犯行とみられる。2021年11月24日に逃亡先の大阪市内で逮捕され、 精神状態などを調べるため 、同年12月10日から鑑定留置されていた。

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