「この映像に映っている生き物らしき“なにか”の正体を調べてほしい!」。そんな調査依頼が、『バズろぅ!』取材班・わきたかしのもとに届きました。
映像は、兵庫・加古川の河口付近を高砂市の向島公園側から撮影したもの。ある日の夕方4時ごろ、川沿いを歩いていた撮影者によると、川面が波打たせながら青黒い大きな生き物がうごめいているのを目撃。「なんだろう!?」と、思わずスマホのビデオを起動して撮影したのだそう。
映像を確認してみたところ、この生き物の背中であろう部分が水面から姿を現しています。
3〜4体の生き物が群れをなして泳いでいるのかと思いきや、映像を再生していくと、川面に浮かんだ背中らしき部位はひとつにつながって見える瞬間もあります。
「えっ!? この生き物、実は1匹だったのか!?」と仰天。もしも本当に1匹なのであれば、小さく見積もっても約6メートル、一直線にすればおよそ10メートルもあろうかという、めちゃくちゃな大きさです!
まずはこの辺りの魚や生き物に詳しい、東播磨漁業協同組合の川崎さんに映像を見てもらいました。
開口一番に「でかいなあ、これ!」と、驚きの声を上げた川崎さん。「あまりに大きいから初めはクジラかと思ったけど、この辺りは水深が浅くて河口に迷い込んでくるにはちょっと無理があるしなあ……」と、分析しますが……。