『兵庫・但馬の魅力』 芸術文化観光専門職大学1年生「世界が抱えるテーマを考えるのに適した場所」 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

『兵庫・但馬の魅力』  芸術文化観光専門職大学1年生「世界が抱えるテーマを考えるのに適した場所」

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 2021年に兵庫県豊岡市に開学した芸術文化観光専門職大学(CAT)。同大学学長であり、劇作家・演出家の平田オリザさんがパーソナリティを務めるラジオ番組『平田オリザの舞台は但馬』(ラジオ関西、木曜午後1時~)に、同大学1年の山田淳也さんが出演。大学生活や兵庫・但馬の魅力を語った。

 山田さんは三重県松阪市出身。高校時代から演劇部に所属し全国大会にも出場する傍ら、地元の美大予備校にも通うなど「表現」に興味があり、CATを志望した。大学での授業は大変だが刺激的で、最先端のアートが学べる「パフォーミングアーツ概論」は欠かさず復習しているそうだ。

芸術文化観光専門職大学1年の山田淳也さん

 そんな山田さんは、大学で「から傘」というサークルを立ち上げた。「『集まる』ことを趣旨とするサークルです。高校時代、クラスの中で『ヘンなやつ』って言われてた人が80人集まっている大学なので、みんな我が強い(笑)。何かやりたい、という人が集まると、経験上けんかが始まる。けんかをせずに我が強い人たちが共生していくにはどうすればよいか。そんなことを考えるサークルです。ここから豊岡市民の方々やお客様ともつながっていければ」(山田さん)

 但馬での新生活は、人と話すことが好きな山田さんにとって毎日が発見の連続だという。『共生』をテーマにサークル活動をする山田さんには、コウノトリと共生するための農法を模索した農家の取り組みが、演劇の話にもつながる瞬間があると言い「今、世界で考えなきゃいけないテーマがいっぱいあって、但馬はそれを考えるのにすごく適した場所」と感じているようだ。

 将来は作家・演出家として活躍したいという山田さん。「学生の熱気はもちろん、但馬は地域おこし協力隊の方々や、アーティストの皆さんも学外学内問わず熱気がスゴイ。時間があっという間に過ぎていきます。本当に楽しい。全国に広まってくれたらいいなと思います」と抱負を語った。

山田淳也さん(写真中央)と、番組パーソナリティの平田オリザ(同左)、田名部真理(右)

※ラジオ関西『平田オリザの舞台は但馬』2022年7月14日放送回より

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【山田淳也さんTwitter】

『平田オリザの舞台は但馬』
放送日時:毎週木曜日 13:00~13:25
放送局:ラジオ関西(AM 558khz / FM 91.1mhz)
パーソナリティー:平田オリザ、田名部真理
メール:oriza@jocr.jp

『ラジコ』では放送後1週間はタイムフリーでの聴取が可能。番組では、平田オリザさんが、ともにパーソナリティーを務める田名部真理さんと、これまでの自身の話しや演劇界への思い、移住拠点となっている兵庫・豊岡、但馬地域について、トークを進めていく。

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平田オリザの舞台は但馬 | ラジオ関西 | 2022/07/14/木 13:00-13:25

放送後1週間聴取可能、エリア内無料 radikoプレミアム会員はエリア外聴取可

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