7月31日(日)、「視野障がい者の安全運転支援プロジェクトセミナー」がオンラインで開催される。視野に障がいがある方だけでなく、目の病気で通院中の方や、まだ通院したことがない方など誰でも参加可能。自身の目の見え方を知り、運転のポイントを学ぶことで、安全運転につなげることを目的としている。
講師は、西葛西・井上眼科病院(東京都)副院長の國松志保さん。目の病気に関することや、視野障害のある方にドライビングシミュレータを利用した安全運転のアドバイスを行う「運転外来」の話を取り上げる。視野が狭くなる病気「緑内障」は、40歳以上は20人に一人、70歳以上は9人に一人と言われている。病気がかなり進行するまで自覚症状がないため、気づかずに運転していることが多いと思われる。そうした状況のなかで、運転寿命を延ばすためにも、眼科受診の大切さを広く知ってもらう機会にしたいという。
セミナーにはZoomで参加できる。午前11時から正午まで(午前10時50分から入室可能)。定員は500人、参加無料。詳細や申し込み方法は「NEXT VISION」公式サイトで確認できる。
◆視野障がい者の安全運転支援プロジェクトセミナー
【開催日】7月31日(日)午前11時~正午
【講 師】國松志保さん(西葛西・井上眼科病院 副院長)
【参加費】無料
【定 員】500人
共催:医療法人社団済安堂 井上眼科病院
株式会社ビジョンケア
筑波大学認知システムデザイン研究室
後援:一般財団法人トヨタ・モビリティ基金
協力:公益社団法人NEXT VISION