吉本興業のお笑いコンビ「紅しょうが」(稲田美紀・熊元プロレス)が火曜パーソナリティを務める番組『Clip』(ラジオ関西、月-木午後2時30分~)で、リスナーから「異性に言われてうれしかったひと言・悲しかったひと言」というテーマでメッセージを募集。胸キュンなシチュエ―ションからトラウマになったひと言まで、さまざまなエピソードが紹介された。
うれしいひと言では、「突然家を訪ねてきた男性に、『すっぴんめっちゃかわいいやん』と言われた」という40代の女性からのエピソードが紹介された。メイクを取ると千鳥のノブに似ているという稲田は、「こんなん言われたことがないし、今後も言われることはない」と嘆き、「もともとの顔がパキッとしているからすっぴんでもあまり顔が変わらない」という熊元をうらやましがった。
しかし、当の本人である熊元は「すっぴんでも変わらないのは、普段からあまり化粧をしていないから。顔がパキッとしていると言われるが、ただそれだけで何の得もしていない」と本音を明かした。
そんな熊元は、外見を褒められると「嘘や」と思ってしまうため、内面を褒められる方がうれしいという。また、「ぽっちゃりが好き」という言葉にも「みんなはそうではないけれど、俺はぽっちゃりでもいけるで?」という、上から目線な考えが垣間見えるため嫌だといい、「デブ専という言葉なんかは最悪」と語った。
悲しいひと言部門では、「同窓会で『がっかりランキング一位だね!』と言われた」という男性からのメッセージも。男性は、小学生の頃は周りと比べて背が高く、勉強も運動もできたため異性からモテていたという。しかし、中学校進学を機に地元を離れてからは、勉強も運動も“中の下”になり、体の成長もすぐに止まってしまったそう。同窓会に参加するまでは当時のイメージが一人歩きしていたようで、「僕に再会することを心待ちにしていた異性ががっかりするのも仕方ないですが、この言葉は理不尽で悲しかった」と、打ちひしがれる様子がつづられていた。
50代の男性からは、「高校生のころ、見た目も中身も完璧な学校のマドンナに勇気を出して告白したところ『〇〇君って生理的に無理なんで、これから話しかけないでね。迷惑なんで』と言われた」というメッセージが寄せられた。あまりにも辛辣なこのひと言は、今もなお、男性のトラウマとして強く記憶に残っているという。
また、20代の女性からは「少し趣旨が違うかも」と前置きしたうえで、「M−1のネタバレをされたことに一番腹が立った」いうメッセージが届いた。お笑い好きだというその女性は、アルバイトで『M-1グランプリ』の放送が見られないため、SNSを断って録画を見ることを楽しみにしていたという。
しかしそこに、当時女性に言い寄っていた男性から「どうやら肉らしい」というメッセージが。