そのほか、万年筆でおなじみの「モンブラン」など数社から同じようなスマートウォッチが発売されていますが、各ブランドの趣旨はあくまで「機械式時計へのきっかけ」なのが実情です。スマートウォッチを今後の自社製品の主力として考えているブランドはほとんどないのではないでしょうか。
先述の通り、多くの時計愛好家たちはスマートウォッチと機械式時計は「別物」であり、スマートウォッチユーザーが次の腕時計として高級時計を検討している可能性も十分にあります。
例えば今後、「ロレックス」や、「パテック・フィリップ」をはじめとする世界三大ブランドがスマートウォッチ市場に参入することはあるのでしょうか。RYさんは「恐らくしないだろうし、してほしくない」と考えを明かしますが、あらゆる可能性を秘めています。今後のスマートウォッチ市場にも注目が集まります。
(ラジオ関西Podcast『やさしい腕時計』 #7『ロレックスをも超えた―あなたは「スマートウォッチ」をどう考える?』より)