SNSもざわつく衝撃!『チョコミント胡麻どうふ』 ヒットの裏側 開発者「チョコミント苦手でした」 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

SNSもざわつく衝撃!『チョコミント胡麻どうふ』 ヒットの裏側 開発者「チョコミント苦手でした」

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 思わず二度見してしまいそうな衝撃! 今年5月、『チョコミント胡麻どうふ』が夏の期間限定商品として発売されました。twitterでは写真を載せた投稿が13万いいね! を獲得。「人類には早すぎる」「味が想像できない!」など、驚きの声が多く集まり話題になりました。

提供:ふじや食品

 一体なぜ、このような“チャレンジ”商品を発売したのでしょうか? 多彩なごま豆腐を展開するふじや食品(福井県越前市)の開発担当者に話を聞きました。

■始まりは「福井名産を全国のご家庭に広めたい」思いから
 ごま豆腐は、大豆からつくられる通常の豆腐とは別物で、ねりごまをくず粉で固めたもの。福井の人気観光地でもある永平寺の名物です。ふじや食品では、「家庭ではなじみの薄いごま豆腐をもっと全国に広めたい!」という思いあって、2018年9月から「モンブラン胡麻どうふ」「ショコラ胡麻どうふ」といったスイーツ系ごま豆腐シリーズの販売を始めました。

■「チョコミント味」が苦手な人までとりこに! 食感にこだわり
 チョコミント胡麻とうふは、決して奇をてらったものではなく、「ちゃんとおいしい」を目指した商品。使用するねりごまは通常よりも粒が細かく、つるんとしたなめらかで喉越しの良い夏らしい食感にしています。冷やして生クリームをのせたり、クッキーにサンドしたりして食べるのもオススメなのだとか。

提供:ふじや食品
提供:ふじや食品

 開発段階では、チョコとミントとごまの最もおいしいバランスを探すため何度も試作を繰り返したとのこと。じつは、商品企画担当の中島さんは元々チョコミント味が苦手で、開発の際の試食が毎回苦痛だったのだとか……。しかし、何度も何度も食べているうちに不思議ととりこになり、いまやチョコミントが大好きな「チョコミン党員」にまでなったそうです!

■社内では反対の声も……チョコミン党が後押し
 社内で企画を発表したとき、「新しいことに挑戦するのは良い」「話題性、インパクトがある!」と前向きな声もあった一方で、「ニッチな味にチャレンジする必要があるのか」「歯磨き粉の味がしそう」といった否定的な意見がほとんどだったそう。しかし、チョコミント味はお菓子業界では夏の人気定番フレーバーになっており、中島さんは「固定ファンが必ずいるはず!」と直感。疑問の声が大きかったものの、会社の役員にもチョコミント党の人が少なからずいたことで発売が実現しました。

『チョコミント胡麻どうふ』は全国のスーパーマーケットで販売中。8月までの期間限定です。チョコミントが好きな人も、少し苦手な人も一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか。

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