■「自己採点は60~70点」斎藤知事
8月1日、就任1年を迎えた兵庫県の斎藤元彦知事が会見し、「コロナ対応もあり、あっという間の1年だった」と振り返った。
斎藤知事は最初の1年を振り返り、「多くの時間をコロナ対応に費やした」と述べる一方、「躍動する兵庫を目指しいろいろな種をまいてきた。これからも県民の皆さんのご協力をお願いしたい」と話した。
またこの1年の出来を自己採点し、60点~70点とした。その理由として「いろんな地域に出かけたり、いろいろな人に出会ったり、兵庫の魅力を掘り下げて発信する機会を増やしたかったが、コロナ禍でできなかったこともあった」と述べた。
■「BA.5対策強化宣言」兵庫では発信せず
また、新型コロナのオミクロン株の派生型「BA.5」による感染急拡大を受け、都道府県が地域の事情に応じて宣言を出すことができる「BA.5対策強化宣言」について齋藤知事は、「兵庫県では、すでに感染リスクの高い場所への外出の自粛やワクチンの接種を呼び掛けている。県民の皆さんにはしっかり伝わっていると思う」として、兵庫県として宣言など新たな発信はせず、これまでのことをしっかりやることが大事」と答えるにとどまった。