兵庫・斎藤知事「帰省や旅行も大事」も陰性確認を呼びかけ 検査キットの配布は1日1万個に増加へ | ラジトピ ラジオ関西トピックス

兵庫・斎藤知事「帰省や旅行も大事」も陰性確認を呼びかけ 検査キットの配布は1日1万個に増加へ

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 お盆休みが始まるのを前に、兵庫県の斎藤元彦知事が10日会見し、「過度な行動制限がない中、ふるさとで懐かしい方と会ったり、家族で夏の思い出を作ったりするのは大事な社会経済活動のひとつだ」と理解を示したうえで、高齢者に会う場合などは、事前の検査で新型コロナウイルスの陰性を確認するよう呼びかけた。

 兵庫県では10日、過去最多の1万2,254人が新たに感染した。斎藤知事は、「7月と比べれば、前の週と比べた時の新規陽性者数の増え方は鈍くなっている。ピークアウトまではもう少しかかるだろう。はやく減少に転じてほしい」と述べた。

会見する斎藤元彦・兵庫県知事(10日午後=兵庫県庁)
会見する斎藤元彦・兵庫県知事(10日午後=兵庫県庁)

 県は、医療機関や保健所のひっ迫を防ごうと、症状が軽く、基礎疾患がない県民に無料で検査キットを送り、陽性がわかれば医師の診断がなくても、各々が自主的に療養を始める仕組みの運用を始めている。県によると、10日の午後3時時点で約2,200人が自主療養している。

 10日時点では1日6千キットを上限に検査キットを配布しているが、12日からは33の市や町とも連携し、1万キットまで増やす。残る7市町(明石市、豊岡市、丹波市、南あわじ市、稲美町、佐用町、新温泉町)でも順次実施される見通し。県や各市町のホームページなどで申し込めるが、斎藤知事は、「検査キットには限りがあるので、県と市町への二重の申し込みは避けてほしい」と呼びかけた。

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