お盆休みに入りました。家族や親せきと、また友人と海水浴を予定している人も多いでしょうか。この2年、コロナ禍の影響で行われずにいた「海開き」を今年は実施した海水浴場が多く、盛り上がっている地域もあるようです。
兵庫県内でも、新温泉町「諸寄・塩谷浜海水浴場」を皮切りに、次々と海開きが行われました。海水浴シーズンも終盤。「思い残すことなく海で遊びたい!」という人のために、兵庫県でおすすめの海水浴場やエリアを4か所紹介します。
(1)竹野浜海水浴場(豊岡市竹野町)
兵庫県の日本海側に位置する海水浴場です。特徴はなんといってもサラサラの「白砂」。およそ1キロメートルも続く竹野の白浜は、1996年に発表された「日本の渚百選」にも選出されたほどです。
また、水質も抜群で、環境省がおこなった水質調査では最高ランクに認定されました。全景にも透明感が表れます。さらに、岸から沖まで水深が浅い、いわゆる「遠浅」のため、子どもも安心して遊ぶことができます。
近辺には「竹野温泉」や「竹野子ども体験村」(いずれも竹野町)といった施設もあり、釣りやキャンプといったアクティビティに参加できるのもうれしいポイントです。
【竹野浜海水浴場】
営業期間 2022年7月10日(日)~8月29日(月)
最寄り JR山陰本線「竹野駅」(夏季は駅から臨時シャトル便が運航される)
(2)須磨海水浴場(神戸市須磨区)
兵庫県を代表するビーチといえば「須磨海水浴場」でしょう。コロナ禍前には期間中に約24万人が訪れたという屈指の人気を誇ります。
長さ約1.8キロメートルとゆとりある広さ。JR須磨駅を降りるとすぐ目の前に海水浴場が広がるというアクセスの良さもあり、兵庫県民のみならず他県からも遊びに来る人が多いエリアです。
夏には海の家が立ち並び、ビーチバレー大会やアクアスロン大会なども開催されるにぎやかなビーチ。一方で、松林や白い砂浜も広がります。近隣の「須磨浦公園」から、ロープウェイや、全国でも珍しい「カーレーター」(※1)で上ったところにある「須磨浦山上遊園」内の山頂からは、神戸の街並みをはじめ各所を見渡せるなど、景色が美しい場所としても有名です。
【須磨海水浴場】
営業期間 2022年7月7日(木)~8月28日(日)
最寄り JR・山陽電車「須磨駅」
※1 カゴのような乗り物をベルトコンベアで上り下りさせる移動手段。