兵庫県明石市役所で13日、市長室など複数の部署で泉房穂市長に対して殺害を予告するメールを受信したことがわかった。泉市長への殺害予告メールは7月26日に受信して以来、2回目。この時は翌日に市長が会見して明らかになり、兵庫県警が脅迫や業務妨害などの容疑で捜査している。
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今回の殺害予告メールは12日午後9時ごろ、市長室を含む7つの部署で確認されたという。明石市が現在、その他の部署への不審なメールの有無を調査している。これらのメールには「明石市長の泉房穂を高性能のピストルで殺害する」との趣旨の文言が記されているという。
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■泉市長「前回と同一人物かどうかはわからない」ツイート
泉市長は先月の殺害予告メールを受け、ツイッターで「警察の捜査に全面的に協力していきたい。犯人の特定を切に願う」とツイート。
そして「脅されたからといって、辞職するわけにはいかない。もっとも、名指しされた者としては、心中穏やかではない」と訴え、今回のメールを受け、捜査の関係上、メール全文を公開はできないと断りを入れ、「前回と同一人物かどうかはわからない」と述べた。
政治家に対する殺害予告をめぐっては、岸田内閣改造が行われた8月10日に、「総理を暗殺する」と携帯電話から110番通報したさいたま市岩槻区の男(51)が13日、埼玉県警に業務妨害容疑(警備や警戒活動など警察官の業務を妨害)で逮捕された。