【神戸】公園なのになぜ「東遊園地」? 幕末の激動の名残 150年余の歴史ある日本初の西洋式運動公園 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

【神戸】公園なのになぜ「東遊園地」? 幕末の激動の名残 150年余の歴史ある日本初の西洋式運動公園

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 今でこそテーマパークやレジャー施設といった印象が強い「遊園地」ですが、そのイメージに近い施設ができたのは1900年代初頭で、歴史の中で言えば最近のこと。1800年代当時の「遊園地」は、現在で言う「公園」を指していた可能性が高いのです。

 東遊園地では、現在、三宮一帯の再整備の一環として工事が行われています。南側エリアは、今年3月に子ども向けの図書館が新設されました。さらに、北側エリアも芝生広場やカフェの設置を進めています。2023年秋には、全面完成を予定。より親しまれる存在となることが期待されています。

 神戸市民が何気なく呼ぶ「東遊園地」。この名の中には、激動のさなかにあった居留地時代の名残が今も息づいているのです。

近くに市役所もあり、通勤・通学ルートにもあたる(提供=神戸市)

(取材・文=つちだ四郎)

◆東遊園地
〒650-0001 兵庫県神戸市中央区加納町6-4
東遊園地 公式サイト

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