日本から世界へ! 復刻版『スーパーカー消しゴム』が有名自動車メーカーとコラボ 「時代を繋ぐ使命感」 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

日本から世界へ! 復刻版『スーパーカー消しゴム』が有名自動車メーカーとコラボ 「時代を繋ぐ使命感」

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【赤間さん】 弊社では、各車メーカーからライセンスを取得しています。実物の形状の承諾を得て、意匠権をとったメーカー公認済みのものです。また、他社との大きな違いとしては、名前の通り消しゴムとしての役目も果たせる点が挙げられます。当時は「スーパーカー消しゴム」と言いながらも、成分は消しゴムではなかったんです。子どもたちが学校で楽しめるようにと、メーカー側が「消しゴム」と名前をつけたそうです(笑)。

ほかにも、弊社ではスーパーカー消しゴム専用のボールペンを開発しました。当時の子どもたちは普通のボールペンを使い、スーパーカー消しゴムを飛ばして遊んでいました。しかし、あくまでもボールペンなのでバネが強くなく、分解して形を変えるなど、自分たちで工夫していました。

弊社ではゲーム性を高めたいという思いもあり、変速ギア付きの専用ボールペンを開発したのです。もちろん文字も書けるのですが、書く機能はあくまでもオプションとして考えてもらえればと思います(笑)。

「V12エンジン型消しゴムブースターペン」(1650円)

――どの世代の方が購入されていますか。

【赤間さん】 車好きの子どもたちから人気ですね。あとは、当時のブーム真っ只中に子ども時代を過ごした50代の方も多いです。スーパーカー消しゴムのブームは2〜3年と非常に短いため、30〜40代のいわゆるお父さん世代には知らない方が多いんです。そのため、50代ぐらいのおじいちゃん世代がお孫さんに教えるような流れがよく見られますね。ブーム世代から広めて、徐々に小さい子どもたちにも広がるとうれしいです。

――スーパーカー消しゴムから着想を得た商品はありますか?

【赤間さん】 「あそぼうぐ」シリーズのボードゲームです。当時は学校の机の上で遊ぶことが多く、紙にレースコースを書き、相手のスーパーカー消しゴムを机から落として勝敗を楽しむものでした。そこから着想を得た「あそぼうぐ」シリーズのボードゲームは、消しゴム遊びをスポーツに置き換えて、コースなどが印刷されたマウスパッドと消しゴム製のコマを使用することで、当時よりもゲーム性を持たせた、遊べる文房具となっています。

2022年4月に発売を開始し、現在は「テイクアウトカーリング」「ストライクボーリング」「ブレイクショットビリヤード」「特別版 直線番長レース」(各3300円)の4種類を販売しています。

あそぼうぐシリーズ ボードゲーム「テイクアウトカーリング」(3300円)
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