大正10年(1921年)に創業した靴下の老舗メーカー「田中繊維」。長年、国内大手アパレルを中心に上質な靴下のOEM(相手先ブランド名での製造)を続けてきたが、100周年を迎えた昨年は記念事業としてファクトリーブランドを設立、ご当地ゆかりのグライダーをワンポイントデザインした製品を発表し、話題になった。101年目からはブランド第2弾として、介護や医療業界向け靴下を開発中。田中一成常務は「1人でも多くに本物の靴下の奥深さを知ってもらうよう、どしどし発信していきたい」とやる気をみなぎらせている。(取材...