お祭りの定番屋台スイーツと言えば「りんご飴」。丸いりんごがつやつやの飴でコーティングされたチャーミングなルックスに加え、お祭り以外ではなかなか見かけることのない珍しさから、ついつい買ってしまう人が多いのではないでしょうか?
神戸らしくおしゃれで、よりおいしく仕上げた「りんご飴」を食べられる……とスイーツファンから注目されているショップが三宮にあります。
その店の名は『あら、りんご。』(神戸市中央区)。フランス語の「a la(あら)=気分」と「りんご」をドッキングさせて「りんごの気分」という意味なのだそう。
青森産りんごのみを使ったスイーツや料理を発信している『あら、りんご』。店内は、いたる所にりんごモチーフのディスプレイがされていてナチュラルモダンな雰囲気。もちろんイートインも可能です。
同店で提供される「りんご飴」と青森のりんごへの思いを、担当の松波さんに詳しく聞いてみました。
――なぜ、青森のりんごを関西で販売しようと考えたのですか?
弊社は青森県と連携し、県内の多彩な食材を紹介する事業を展開しています。青森へ行ったとき、りんご農家に訪問したんですよ。その場で採れたてのりんごを食べた瞬間、口の中に衝撃が走りました。大げさでもなんでもなく、おいしすぎたんですよ(笑)。「こんなの今まで食べた事がない! 関西の方にもぜひ食べてもらいたい!」という思いから、青森のりんごだけを扱う専門店をオープンさせました。
――店で使用している青森のりんごですが、どんなところにこだわっていますか?
青森産りんごの品種は50種類以上あるんです。加工せずそのまま販売するりんごに関しては、時季にあわせてチョイスし鮮度の高さにとことんこだわっています! スイーツなどに加工するものに関しては、シーズンはもちろんのこと、りんご自体の個性が存分に感じられ、そのうえで製品の素材としてマッチするものを使っていますね。