いろいろ想像をかきたてる、ちょっぴりあやしげな雰囲気の“昭和のホテルキー”。実は現在、アーティストグッズをはじめ、さまざまなシーンで広く展開されるほどに人気のアイテムとなっているのです。
株式会社ブライトリンクでは、ホテルキーのほかにも、昭和アイテムのガチャガチャ「昭和ロマンシリーズ」や、昭和の雰囲気をただよわせるライター、灰皿などのキーホルダーも展開。10〜20代の女性を中心に、大きな話題となっています。そこで今回は、株式会社ブライトリンクの冨田さんにホテルキー誕生のきっかけや、「昭和ロマンシリーズ」の魅力について話を聞きました。
――「昭和ロマンシリーズ」発売のきっかけは?
【冨田さん】 「昭和ロマンシリーズ」と初めて名付けたのは「ホテルキー」シリーズがはじまりです。ガチャガチャもその一種だと思いますが、SNSでレトロブームが到来していることをきっかけに、女性の企画者が発案しました。
――昭和ロマンシリーズはどなたが企画されているのでしょうか?
【冨田さん】 私をはじめ、いつも女性の企画者で考えています。昭和の雑誌なども参考にしましたが、直感で決めたものが多いですね。あやしさを匂わせた「ロマンス」などは、直感で決めました(笑)。基本的には、人をひきつけるワードをチョイスするようにしています。また、ホテルキー2「踊り子」は、あるアーティストの方の曲名と同じだったため、SNSで予想外に盛り上がったこともあります。
20代後半の女性が中心となって企画しているので、昭和レトロなものに対して、「かわいい」「おしゃれ」と思う感覚は強くあります。スナックやクラブなどの、大人の社交場で使われるようなものはおしゃれでレトロな感じがしていいですね。「昭和の雰囲気を匂わせるものだとかわいいな」と思いながら、いつも会議をおこなっています。
――シリーズの人気商品は?
【冨田さん】 いろいろなレビューを見ていますが、やはり「ホテルキー」ですね。最近は『ガチャコーデ』というものが流行っているそうで、推しアイドルやアニメキャラクターのカラーを集めて、クリアケースに入れるみたいです。ホテルキーは『ガチャコーデ』がしやすいアイテムだそうで、“推し活(いちおしのアイドルやタレント、キャラクターを応援する活動)”をしている方からは好評ですね。