このように、腕時計は映画やドラマなどの「映像作品」で使用される小道具の中でも特に目につきやすいもので、大きな存在感を放っています。しかし、「俳優よりも目立つ」ということはなく、静かにそこにあるはずです。腕時計は、スクリーンの中では「名脇役」的な存在です。ぜひ、次に映像作品を見る際には、出演者の手首に注目してみてください。そこには、想像以上に強いこだわりや思いが込められているかもしれず、作品をもっと楽しむキーになるかもしれませんよ。
(ラジオ関西Podcast『やさしい腕時計』 #13『トム・クルーズが選んだのは「私物」? 腕時計は映像作品の「名脇役」だ!』より)