菅田将暉・原田美枝子が表現する、親子の深い愛を描く記憶ミステリー 映画『百花』 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

菅田将暉・原田美枝子が表現する、親子の深い愛を描く記憶ミステリー 映画『百花』

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 認知症で記憶を失っていく母親と、その姿に向き合おうとする息子。菅田将暉と原田美枝子が親子を演じるヒューマンドラマ。映画『百花』が9月9日(金)、全国東宝系で公開されます。

 泉(菅田将暉)と百合子(原田美枝子)は、母ひとり息子ひとりの親子です。

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 大人になった泉は、レコード会社に勤めています。同僚の香織(長澤まさみ)と結婚し、もうすぐ子どもが産まれます。

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 大みそかの夜、泉が実家へ戻ると百合子の姿が見えません。百合子はふらふらと外へ出て、公園のブランコに揺られていました。

 百合子はスーパーで必要のないものを大量に買ったり、息子を迎えに行くつもりで学校へ忍び込んだりするなど、おかしな行動が目立つようになり認知症と診断されました。

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 百合子はピアノ教室を自宅で開いていたのですが、次第に弾けなくなっていきます。

 過去にさかのぼると、泉と百合子の親子には空白の1年がありました。この空白をきっかけとして母と子は気持ちがすれ違うようになっていました。

香織「なんかあったんだろうな、とは思ってたけど」

泉「そっかぁ」

香織「だって泉とお母さん、ちょっと変な親子だもん」

泉「変か。そんなんで親になれるのかなぁ」

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