温泉×アート 26人の現代アート展示イベント「美作三湯芸術温度」が岡山・美作の温泉地で開催中 12月4日まで | ラジトピ ラジオ関西トピックス

温泉×アート 26人の現代アート展示イベント「美作三湯芸術温度」が岡山・美作の温泉地で開催中 12月4日まで

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 岡山県美作エリアにある西日本有数の温泉地「美作三湯(湯原温泉、奥津温泉、湯郷温泉)」では、温泉とアートのコラボレーションイベント「美作三湯芸術温度」が開催されている。2016年から3年に一度実施されており、3回目となる今年は、温泉宿やその周辺で26人の現代アート作品などを鑑賞できる。期間は12月4日まで。

 アート作品といえば、美術館やギャラリーなど特定の施設で鑑賞することが多いが、同イベントはおしゃべりや写真撮影をしながら、温泉地特有のリラックスした雰囲気の中でアート作品を楽しむことができるイベント。宿泊しなくても無料で鑑賞できるので、温泉地を散歩しながらお気に入りの作品を見つけるのもおもしろい。

松岡徹「3泊目のはんざきさん」@油屋(提供:岡山県文化振興課)

 今回は、過去最多となる県内外から気鋭の26人のアーティストが、絵画、彫刻、人形、インスタレーション(場所や空間を作品にしたもの)など様々なジャンルの作品を出展している。新しい取り組みとして、二人のアーティストやユニットの作品を展示する施設を増やしたことや、参加アーティストが周辺の美術館・文化施設で展覧会を開くなど、広域的な展開も大きな特長のひとつ。作風がまったく違う彫刻家のコラボや、ジャンルが異なる絵画とテキスタイル(織物や布地)の共演など、見て、触れて、体験できる、この機会でしか体感できない魅力的な空間になっているという。以前見たことがある作品でも、場所を変えることで作品の印象が変わって見えたり感じたりすることができるようだ。作品をより一層楽しむことができるパスポートサイズのハンドブックも、観光案内所や旅館などに設置されている。

小林万里子「The bread of life」@ゆのごう館(提供:岡山県文化振興課)
高本敦基「モール・ハウス」@米屋(提供:岡山県文化振興課)

 スタンプラリーも実施しており、ハンドブックを持って、ひとつの温泉地域で3つ以上のスタンプを集めて所定の観光案内所に行くと粗品をもらえる。また、2つ以上の温泉地域でクリアすると、期間終了後にもれなく作品集(非売品)のプレゼントも。

 また、今後のイベント内容の改善を目的に、ウェブアンケートを実施している。回答者には、岡山特産品や「芸術温度2022」の作品集(非売品:図録)、参加アーティストの作品が掲載されたアートカードセット、温泉の素といった景品が抽選で当たる。回答はハンドブックのQRコードから。

※ラジオ関⻄『羽川英樹 ハッスル!』2022年9⽉8⽇放送回「岡山県北ハッスル情報」より

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羽川英樹ハッスル! (1) | ラジオ関西 | 2022/09/08/木 10:00-11:00

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