「妖怪のふるさと」兵庫・福崎町、シルバーウイーク後半にダンスやコスプレと食のコラボイベントを連日開催 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

「妖怪のふるさと」兵庫・福崎町、シルバーウイーク後半にダンスやコスプレと食のコラボイベントを連日開催

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 兵庫県福崎町は、地元出身であった民俗学者・柳田國男の著書「故郷七十年」をきっかけに、『妖怪のふるさと』として町おこしを行っている。その同町で、9月23日と24日の2日間、妖怪の人気キャラクターも参加するイベントが行われる。

 9月23日(金・祝)にJR福崎駅前の駅前交流広場で開催されるのは、「To Fan-key Fukusaki2022×FukuFes.」。福崎町と市民団体「Do-it」が実施するユニバーサル型ダンスイベントでは、オープニングで福崎町のキャラクター・妖怪の「ガジロウ」と、食虫植物サラセニアをモチーフにした加西市のキャラクター「健美」が、地元のマダムダンスチーム「Ziggy.B」と共演。さらに、プロアマに関わらず、子どもから大人、障がい者も含めて、約20組のダンスパフォーマンスが繰り広げられる。また、全国的にも例のない、ろう者が作詞、振付、パフォーマンスに参画した楽曲「LINK」がユニバーサルダンスボーカルグループ「GREAT MAESTRO」により発表される。

 ステージは午後3時から。夜には、午後6時30分頃から午後8時までプロジェクションマッピングも展開される。

 一方、翌9月24日(土)に辻川山公園で開かれるのは、『OGAFES2022×FukuFes.』。妖怪の像が数多くある同園で、妖怪コスプレイヤーが集結する妖怪コスプレ祭りが行われ、コスプレイヤーとの記念撮影も可能。「ガジロウ」と「健美」も参加するポルカー(電動カート)のレースも実施される。イベントは午前11時から午後4時まで。また、午後6時から午後9時までの夜の部では福崎町の宿泊施設「文珠荘」で、妖怪コスプレナイトの開催も予定されている。

 なお、両日とも、福崎町の名物イベントでもある、食がテーマの「FukuFes.」を同時開催。多彩なキッチンカーや出店が並び、会場を盛り上げる。

●町ならでは「妖怪」づくしの光景

 イベントの開催で活気づく福崎町では、普段から「妖怪のふるさと」ならではの光景を目の当たりにできる。

「To Fan-key Fukusaki2022×FukuFes.」が行われるJR福崎駅の駅前交流広場では、河童の『ガジロウ』が15分おきに出現する水槽の『ガジロウチューブ』を設置し、普段から来訪者を驚かせている。

ガジロウ
ガジロウ

 また、『OGAFES2022×FukuFes.』の会場・辻川山公園では、河童の「ガタロウ」(兄)、池から顔を出す「ガジロウ」(弟)、小屋から飛び出す逆さ天狗の大型妖怪オブジェを常設展示しているほか、毎年「全国妖怪造形コンテスト」の最優秀作品5体も並ぶ。


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