「妖怪のふるさと」兵庫・福崎町、シルバーウイーク後半にダンスやコスプレと食のコラボイベントを連日開催 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

「妖怪のふるさと」兵庫・福崎町、シルバーウイーク後半にダンスやコスプレと食のコラボイベントを連日開催

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 さらに同町内の19か所には大型妖怪オブジェが座る長いす「妖怪ベンチ」を設置。そのなかの「河童」「雪女」のベンチがある福崎町辻川観光交流センターでは、3Dプリンターで製造される妖怪フィギュアの製造工程の見学もでき、10月下旬には妖怪ベンチのミニチュアガチャ(4cmサイズ)を制作予定だという。

 9月から同町では、妖怪人気キャラ、河童の「ガジロウ」を車体にデザインした電気自動車(EV)の観光レンタカー事業「妖怪ガジPod(ポッド)」を開始。ボンネットには池から飛び出す「ガジロウ」がラッピングされ、左右のドアにシートベルトを着用したガジロウの横姿も描かれている。EVは最高時速60キロ、1回の充電で約150キロを走行可能。土・日・祝日の午前8時から午後6時まで利用でき、完全予約制。申し込みは神崎交通(同町馬田、電話0790-22-3322)で受け付けている。

●築300年、歴史をいかした宿泊施設も

 町の特色は「妖怪」だけに限らない。もちむぎやツノナスが名物で、自然豊かな福崎町には、県下八景・県観光百選・近畿観光100景に選ばれている「七種(なぐさ)の滝」など、魅力ある施設も点在。なかでも注目は、日本初の県指定重要有形文化財を用いたNIPPONIA播磨福崎「蔵書の館」。歴史と美に包まれた和を感じさせる築300年の宿泊施設は、豊富な蔵書と7種類の情緒あふれる客室(2~6人用)を完備。地産地消の食材を使用したシェフおすすめディナーと栄養たっぷりの和朝食がついたプランも用意されており、特別な日や記念日、誕生日などでの利用にも最適だ。

 福崎町へのアクセスは、鉄道では、JR姫路駅から播但線に乗り換え、福崎駅で下車。大阪から約90分、岡山から約150分。車では、中国自動車道の福崎インターチェンジ、播但連絡道路の福崎北ランプまたは福崎南ランプで下車。大阪から約90km、岡山から約110kmのところにある。町内は巡回バス「サルビア号」が運行されている。


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