“夏休み最終日に泣きながら宿題をする”風物詩が消える!? 令和のハイテク宿題事情 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

“夏休み最終日に泣きながら宿題をする”風物詩が消える!? 令和のハイテク宿題事情

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 夏休み明けの9月。友達に会えるのは嬉しい反面、夏休みの宿題を提出することは憂鬱ですよね。今では、全国の小中学校でタブレットなどのデジタル端末を学習に活用中。現代の夏休みの宿題事情について、全国で1,000校以上の小中学校が採用しているデジタルドリル「navima(ナビマ)」を提供する凸版印刷に話を聞きました。

◆令和はデジタルドリル時代! サボると先生から声掛けも

 20代筆者の時代は紙のドリルでしたが、今では「デジタルドリル」が主流に。全国の公立小学校で96.1%、中学校の96.5%がタブレットなどデジタル端末を学習に活用していることが大きな要因のひとつ。(2021年8月30日、文科省)

学習のようす(navima使用イメージ)
学習のようす(navima使用イメージ)

「navima」とは、小中学生向けの「国語」「英語」「算数(数学)」「理科」「社会」のデジタルドリルのこと。問題はすぐに採点され、答えがわからない時は解説動画も完備!  回答の正誤や進捗のデータは先生の元に送られ、システムでクラス全員分を一覧で確認。宿題をサボっていると、すぐに先生が気づき「宿題たまってない?」と声掛けすることもできるのだそう。問題をすすめていくと、トロフィーが集まったり、キャラクターが育つなど、子どもたちが楽しく宿題に取り組める工夫も盛りだくさんです。

学習が進むとトロフィーが集まる(navima使用イメージ)
学習が進むとトロフィーが集まる(navima使用イメージ)
わからない問題には「おたすけ動画」も(navima使用のイメージ)
わからない問題には「おたすけ動画」も(navima使用イメージ)

◆リアルタイムで宿題の進捗管理 意外と子どもたちからは好評!

 リアルタイムで先生が進捗管理するとなると、「いつも見張られているように感じて、不満に思う子がいるのでは」と思う方も多いのではないでしょうか。
しかし、実際に学校の声を聞くと「嬉しい」と感じる子どもが圧倒的に多いのだそう。わからない問題でつまづいていると先生がリモートで助け舟を出してくれることもあるため、宿題について取り組みやすくなった、と感じる子が多いとのこと。

先生が生徒の進捗を一目で確認(navima使用イメージ)
先生が生徒の進捗を一目で確認(navima使用イメージ)

 また、これまでにはなかった“真面目に宿題をする子”にも恩恵が! 早めに宿題を済ませている子には「早くできてえらいね。頑張ったんだね!」と先生から褒め言葉が届けられることもあるのだとか。

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