しかし、「アフターファイブと休日は、頑張って稼いだお金を使って水を得た魚のようにイキイキと生活している自覚があります。プライベートでストレス発散ができれば、つまらない仕事も乗り切れると思います」と、日々の退屈な時間を乗り越えるライフハックともいえるメッセージが続いていた。
このメールを紹介した青空は「ラジオインディードですか?」と、求人検索エンジン「Indeed」のテレビCMシリーズのようになっていると笑った。
一方、「給料は安いが楽しい仕事」を選ぶというリスナーからは、「一度『楽しくないな』と思うお仕事に就いたことがあって、毎日が苦痛で仕方がなく、朝起きられなくなったことがありました。お給料ももちろん大切ですが、自分の心を守ることが大切だなと思いました」という、経験談に基づくメールも寄せられた。
そのほか、これから社会に出て働くことになるであろう高校生から寄せられた2通のメールは、どちらも「給料は安いが楽しい仕事」派だった。
全体の意見を集計すると、給料は安いが楽しい仕事派は60%、給料は高いがつまらない仕事派は40%という結果となった。
(取材・文=バンク北川 / 放送作家)
※ラジオ関西『Clip水曜日』2022年9月21日放送回より