神戸市獣医師会 個人情報紛失 飼い犬の情報や飼い主の住所 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

神戸市獣医師会 個人情報紛失 飼い犬の情報や飼い主の住所

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 神戸市は3日、業務を委託する神戸市獣医師会が市民から電話で受け付けた飼い犬の死亡や飼い主の住所などの個人情報を紛失したと発表した。

 紛失したのは、令和4年4月5日から5月13日までに神戸市獣医師会が電話で受け付けた届け出のうち、飼い犬の死亡や飼い主の住所変更などの個人情報100人から150人分という。紛失により、これらの情報が飼い犬の登録台帳に反映できていない場合があるとしている。

 神戸市は、狂犬病予防業務のうち犬の登録業務などについては、神戸市獣医師会に委託している。市獣医師会によると、市民からの飼い犬に関する電話での届け出は、一度ノートなどにメモを取ったうえで帳票に転記し、それをデータ入力者が台帳に入力する。今回紛失したのは、40代の女性職員が4月5日から5月13日に市民から電話で聞き取った内容を記したノートで、職員は5月16日に紛失に気づき、8月下旬になって上司に報告した。業務を行っていた部屋は関係者以外立ち入り禁止で、ノートや資料は持ち出されることはなく、業務終了後は施錠される。また、この時期は大量の郵送物が届いており、廃棄されるものも多かったことから、誤って廃棄された可能性が高いと推測している。

 神戸市などは、この時期に電話で神戸市獣医師会に登録情報の変更の届出をした人の中には、犬の登録台帳に反映されていない可能性があるため、ホームページや広報誌を通じて謝罪するとともに、再度生活衛生ダイヤルに届け出をするよう呼び掛ける。

神戸市役所
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