そしてもう1つ、中軽井沢にある「ハルニレテラス」。大自然の森、清らかに流れる小川、そんなハルニレの木立の中にレストラン・カフェ・雑貨など16店舗がおしゃれに集結しています。こちらは星野リゾートが手掛ける軽井沢の新人気スポット。遊歩道もハイキング気分で歩け、森の中や川べりにはベンチが置かれてるので、お店からテイクアウトしたものを、この自然と共存しながら楽しむこともできます。
今回、ほかにも小諸・安曇野なども巡ったことで、ここ数年でほぼ長野県全部を旅したことになります。
長野の自慢の1つは平均寿命男子全国1位ですが、その秘訣は地元産品にありかと推察しています。りんご・蕎麦(そば)・味噌(みそ)・わさび・レタス・とうもろこし・信州牛・野沢菜・五平餅・おやき・栗鹿子・蜂の子など栄養バランス抜群なんです。また、就業率も全国一で、公営競技や場外発売所はゼロ。海はないけど、名峰とスキー場と温泉はいっぱい。さらに(北信)長野・白馬、(中信)松本・安曇野・上高地、(東信)上田・軽井沢、(南信)諏訪・木曽など地域ごとに色合いが異なるのも魅力の深さかもしれません。
東京からだと新幹線で1時間ちょっとで来ることができる信州。関西人からはうらやましい限りです。(羽川英樹)