睡眠効率アップ! 精神科医推奨『寝る前の過ごし方』 「プレゼントを考える」「つまらない本を読む」 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

睡眠効率アップ! 精神科医推奨『寝る前の過ごし方』 「プレゼントを考える」「つまらない本を読む」

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 シンガーソングライターの近藤夏子と春名優輝アナウンサー(ラジオ関西)が月曜パーソナリティを務めるラジオ番組『Clip』(月-木、午後2時30分~)では「寝る前にすること、考えること」について話しました。

 寝る前の時間を大切にしているという近藤は、オイルマッサージを行ったあとにアロマをたき、間接照明のなかでハーブティーを飲むという、理想的な寝る前のルーティーンを過ごしているのだそう。一方の春名アナは、寝る前に1日の反省をするという。いろいろなことを考えてしまい、2時間ほど眠れない日もあるのだとか。

 リスナーから届いたメールで最も多かったのは、SNSをチェックするという人。「寝る前に明日コンビニで何を買うか、Twitterやインスタグラムで調べる」という人や、「マッチングアプリでいろんな人に見境なく『いいね!』をしまくる」という人もいました。朝起きたときに何人とマッチングしているのかというワクワクを抱えて眠りにつくことができるのだそう。

 また、春名アナと同じく1日を振り返って反省したり、日記を書くという人も多かった。近藤も1日の最後にスケジュール帳を書いているそうで、スケジュールを振り返りながらその日に感じたことを思い出すそう。

 日記を書かずとも、将来のことや明日することなどの考えごとをするという人は多いのではないでしょうか。考えすぎてしまうあまり思考がグルグルと巡って止まらず、なかなかスイッチオフできずに眠れなくなってしまうというのは、誰でも1度は経験したことがあるはず。そんなときはどうすればいいのか、精神科医の井上智介先生に話を聞きました。

――考え込んで眠れなくなってしまうという人は、寝る前に考えごとをしない方がよいのでしょうか。

 寝る前に考えごとをするのは悪いことではありません。ただ、やってはいけないのは“眠たくないのに布団に入ること”です。

 睡眠で大切なのは、”睡眠効率を上げること”です。睡眠効率とは、医学的な定義で、布団のなかにいる時間と寝ている時間の比率のことを言います。たとえば8時間布団のなかにいたとしても、6時間しか寝ていなかったとしたら、睡眠効率は「6÷8×100=75パーセント」となります。布団のなかで眠っていない無駄な時間が長くなると「自分は不眠だ」と思いこんでしまうため、睡眠効率は85パーセント以上にすることが好ましいといえます。

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