3年目となるコロナ禍で、大規模な有観客イベントの増加や大型音楽フェスの復活など、ライブエンターテインメント市場にも再起の兆しが見えてきました。そんなライブの楽しみ方のひとつとして「アーティストこだわりのグッズを購入し身に着けること」を挙げる人も多いのではないでしょうか。
シンガーソングライターの近藤夏子と春名優輝アナウンサー(ラジオ関西)が月曜パーソナリティを務めるラジオ番組『Clip』(月-木、午後2時30分~)では、ライブエンターテインメントでは欠かすことのできない「ライブグッズ」について話しました。
パーソナリティーの2人はともに、ライブグッズを買う派。しかし、使用するかしないかで意見は大きく分かれました。
Tシャツやタオルなど、購入したらすぐに開封し身につけてライブを楽しむという近藤。一方の春名アナは開封せずキレイに持ち帰り、大事に保管するといいます。どうしても使いたいときは、保管用と使う用で2つ購入するのだそう。基本的に、ライブグッズは期間中にのみ生産されるアイテムです。そのため、その後欲しいと思っても二度と買えないかもしれないと思うと、もったいなくて開けられないのだと語りました。
リスナーからも「タオルやキーホルダーを買いますが、買った状態のまま大切に保管したいので、袋からも出さず引き出しにしまって、たまに袋の上から見ています。もったいないなくて開けられないです」という声が寄せられました。
さまざまな楽しみ方があるライブグッズですが、ライブで盛り上がるための必需品のひとつに『ペンライト』があります。推しのメンバーカラーを光らせてアピールしたり、曲に合わせて振ったり……。ライブには欠かせないアイテムですが、最近では、よりいっそう盛り上がるために新たなライブグッズが普及しているといいます。
とあるリスナーが「いいな!」と思ったのは、声を出せないコロナ禍でも盛り上がれるようにと販売されている、カスタネットやマラカスなどのグッズ。「実際に買ってライブで使ってみたのですが、声援のかわりに音を鳴らしたり、アーティストに意思表示できたり、めっちゃ盛り上がれて最高でした」と、声援の自粛が呼びかけられる環境下でも大活躍だったそう。
実際に、BTSをはじめとするK-POPアーティストのライブでは『クラッパー』というハリセンのようなアイテムが流行しているのだそう。拍手よりも大きな音が出るクラッパーを使えば、会場をよりいっそう盛り上げることができます。