大阪に実在する工務店「株式会社コーバ」をモデルにしたマンガ『工務店の日報』がInstagramで大人気! 「現場勤務の夫が大爆笑」「業界のことは知らないけど、なぜか笑っちゃう」とファンが急増中。ファン付きの作業着“空調服”の秘密や、建築現場ならではのあるあるなど、投稿を始めて半年ほどでInstagram(@komuten_no_nippo)のフォロワーは8万人以上に!
作者である福田雄一さんに、投稿を始めたきっかけや反響の大きかった作品などを聞きました。
■きっかけは「本でも出したいなあ」という同級生のつぶやきから
モデルとなっている株式会社コーバの社長・松本さんと作者の福田さんは中学からの同級生。始まりは、松本さんが「現場職人あるあるをまとめた本でも出してみたいなあ」とつぶやいたところから。元々まんが雑誌のコンテストに応募し、賞をもらったことがある福田さん。マンガの練習にもなりそう、とマンガ『工務店の日報』の連載を松本さんに提案したのだそう。
■ネタは何気ないLINEのトークで。マンガに出たい従業員が続出!
マンガのネタは、ほとんどがノンフィクション。実際に日常で起こったことが元になっているのだそう。「こないだアイツがエンストしとったわ」「新人がこんなミスを……」と何気ないLINEでの会話がマンガの一コマに。「そろそろ俺も出してや」「あの話マンガにしてや」と従業員はみんなマンガの出演に前のめりなのだとか。
■人気のきっかけは「動物ネタ」 作者イチオシのエピソードはあまりバズらず……
最初に人気が出るきっかけとなったのは「現場についたネコの足跡」のエピソード。やはり、動物ネタは幅広く人気が出やすいのだそう。マンガの存在が広まると、次に空調服のダサさや便利さなど「作業服」を題材にしたエピソードが大バズリ。同業者のファンが増えるきっかけにもなったのだとか。