水森亜土、キャンディ・キャンディ…昭和女子をトリコにした『ファンシーグッズ』 移り変わる“色”の魅力 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

水森亜土、キャンディ・キャンディ…昭和女子をトリコにした『ファンシーグッズ』 移り変わる“色”の魅力

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――ファンシーアイテムの特徴とは?

【塚本さん】 色ですね。70年代はショッキングピンクが多く使われていますが、80年代になるとパステル調のものが多くなります。少女漫画の目の色も同じで、徐々に柔和してくるんですよ。もちろん印刷技術の都合などもあると思いますが、時代の変化とともに柔らかく優しくなっていきますね。

1970年代(想定)のぬりえ
1980年代(想定)の下敷き

企業が多かった分、マクドナルドやケンタッキーなど、各社がいろいろなオリジナルキャラクターを出していたのも特徴ですね。それだけ日本にお金があったのかもしれませんね。

「ケンタッキーフライドチキン」のキャラクターグッズ

――次に流行りそうなファンシーグッズは?

【塚本さん】 最近がんばって流行らせようとしているのは「ポケットティッシュ」ですね。宮沢りえと貴乃花の結婚式をイメージしたデザインや、とんねるずの番組のものなど、当時街中で配られていたポケットティッシュを販売しています。これは“平成レトロ”というくくりですが、ちょっとファンシーっぽいですよね。まだ購入者はゼロですが(笑)。こういうアイテムは時代の文化を表していて素敵だと思います。

☆ ☆ ☆ ☆ ☆

「PiNS!」では月に2回、古物市場(いわゆるセリ市場)を開催。蚤の市や骨董市を出店している人が全国各地から訪れるそう。意外にも、コレクターからは食品パッケージなども人気なのだとか。

食品パッケージ

 まだまだ奥の深い昭和レトロ。ファンシー文房具は新たなブームの道を開くきっかけになるのかもしれません。

(取材・文=弘松メイ)

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Clip | ラジオ関西 | 2022/11/03/木 15:00頃~

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