2008年4月に、大阪・千日前で創業し、ミシュランガイドに5年連続で掲載された讃岐うどんの人気店「白庵(びゃくあん)」が、11月8日にオープンする「三井ショッピングパーク ららぽーと堺」のフードコートにオープンする。創業15年目の「名店の味」を気軽に味わえるとあって、注目が集まっている。
創業時から2度移転し、現在は阪急電鉄・神崎川駅から徒歩1分にある「白庵」。職人が吟味した食材で揚げるサクサクな天ぷらと、麺と出汁をこだわり抜いた新しい讃岐うどんが味わえ、オープン前から行列ができることも多い。
白庵の木谷充良社長は、「15年間、1店舗を貫いてきたが、コロナをきっかけに『いつどうなるかわからない』と考え、お店を広げていきたいと思っていたタイミングとオファーが重なった」と、初めてショッピングモールに出店した経緯を説明。「近隣の人しかなかなか足を運べなかったが、特に和歌山の人など、南の方にも味を知ってほしい。味は本店と同じで、むしろアップグレードしているといっていい」とアピールする。
イチオシのメニューは、冷たいだしのかけうどんと、とり天の組み合わせが新しい“ひやひや・とり天セット”。白玉のように「ふわふわ」「もちもち」した極太麺と、関西では珍しい「いりこだし」を楽しみたい。