神戸市東灘区では、地元の秋の恒例イベント「神戸ひがしなだスイーツめぐり」が、11月23日(水・祝)まで開催されている。
東灘区では、伝統的な和菓子の文化に加え、多くの西洋文化が流入した神戸開港を契機として、洋菓子の文化も発展してきた。さらに、明治末から昭和初期にかけて阪神間エリアで花開いた「阪神間モダニズム」と呼ばれる独自の文化の中で、日本を代表する邸宅街であった東灘には洋菓子店が集まるようになり、洋菓子は邸宅街での社交に欠かせないものとなった。その後、現在に至るまで、同区にはたくさんのスイーツ店が集積し、人々に親しまれている。
今回で11年目を迎える「神戸ひがしなだスイーツめぐり」。これまでも様々な企画が行われてきた同イベントだが、今年は、東灘区内のスイーツ店40店舗でスタンプラリーを実施する。
スタンプラリー参加方法は、スマートフォンでJR西日本の無料公式アプリ「WESTER」をダウンロードのうえ、参加スイーツ店で買い物をし、掲示されたタグにスマートフォンをかざすと、自動でスタンプが押されるというもの。スタンプが3つたまれば、フェリー乗船券やホテルの食事券、神戸スイーツなど、抽選で賞品が当たる。 応募の締め切りは、11月23日(水・祝)午後11時59分まで。
また、各スイーツ店でスタンプラリー画面を提示すると、割引やスイーツプレゼントなど、参加特典もある(※内容は店舗によって異なる)。
東灘区内のスイーツ店では、同イベント期間限定の特別なスイーツが販売されている。 今年で同イベントが11年目を迎えることから、「11(いい)」にちなんだものや、 地元・東灘区の特産品を使ったものなど、この時期しか味わえない限定商品も。 さらに、期間中はほぼ毎週末、区内の企業やスイーツ店で、親子で参加できるスイーツ教室や、スイーツに関する講義など、様々なイベントを開催している。
神戸市東灘区総務部まちづくり課事業推進係の青木有衣さんは「神戸ひがしなだスイーツめぐりは、11月23日まで開催中です。今年は昨年のスタンプラリー参加者を超える方がすでに参加しており、例年以上に盛り上がっておりますので、皆さんもぜひ参加してほしい」と話している。
※ラジオ関西『サンデー神戸』2022年11月13日放送回より
◇「2022神戸ひがしなだスイーツめぐり」について
【2022神戸ひがしなだスイーツめぐり(神戸市HPより)】
【『サンデー神戸』番組HP】