牛乳には、コップ1杯(約200ミリリットル)で1日に必要なカルシウム量の約3分の1がとれるばかりでなく、良質なたんぱく質やビタミン類などたくさんの栄養素がバランスよく含まれています。また、不眠や美肌、便秘防止、骨粗しょう症、メタボ予防、高血圧予防などにも効果的だと言われています。
そんな栄養豊富な牛乳を使った、誰でも家で簡単につくれるリコッタチーズの作り方とアレンジレシピを大阪京橋のカフェレストラン「TERRE-á-S(テラス)」店長の高田さんに聞きました。
リコッタチーズとは、南イタリアが発祥のフレッシュチーズのこと。名前は、イタリア語の「ri(再び)」+「cotta(煮た)」で「二度煮る」という意味に由来します。ホエイ(乳清)から製造するので低脂肪で口当たりがさっぱりしているのが特徴で、ミルクの甘みを感じることができます。
◆リコッタチーズ
【材料】
・牛乳(成分無調整):600ミリリットル
・レモン汁:10ミリリットル
・塩:ひとつまみ
【作り方】
1.鍋に牛乳と塩を入れ火にかける。沸騰する前(小さな泡が出始めたとき)に火を止めて、レモン汁を加えゆっくりとかき混ぜる。
2.鍋にふたをして15分ほど寝かせる。
3.ボウルなどの容器にザルと布巾、もしくはキッチンペーパーをのせ、そこに鍋でつくったものを注ぎ、こす。水切りを終えたら完成。
◆手軽に誰でも簡単につくれる「生ハムとリコッタチーズのサラダ」
レタス、パプリカなど好みの野菜に、生ハムとリコッタチーズをのせ、ドレッシングをかけるだけ。シンプルに塩と胡椒とオリーブオイルをかけて食べるのもおすすめです。生ハムの塩味とミルクの自然な甘みが合わさり、どのようなメイン料理にも合うサラダに仕上がります。