兵庫県明石市の泉房穂市長宛てに、新たに 「お前の寿命は遅くても1か月ぐらい」などと記された殺害予告メールがわかった。2022年7月以降、100通以上届いているという。
明石市は25日、兵庫県警・明石署に威力業務妨害容疑で刑事告訴した。泉市長は不特定多数の人物が集まる場に出向くことができず、公務にも支障が出ている。市長自身は「適正な捜査を求めたい」とコメントしている。
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泉市長は7月26日、最初の殺害予告があった翌日の会見で「私ははっきりものを言うタイプ。国に対する提言や、タブーに対する私見など、積極的にツイッターでの情報発信(当時)をしており、怪文書や自宅ポストへの抗議文の投函など、一定程度のリスクがあったのは事実」と述べていた。
しかし「(7月の安倍晋三元首相銃撃事件を受け)『辞職しないと強硬手段にでる 銃を作った こいつで何発も撃って殺す』という内容は、単なる抗議や批判のレベルではない」と困惑の表情を見せていた。
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直近の殺害予告メールは今週(11月20日以降)、市長室宛ての問い合わせフォームに届いたという。最初の殺害予告メールと差出人が同じで、「改造銃の威力や、撃つ練習をしてたら時間がかかった」という趣旨の文言を記している。
兵庫県警はこれらのメールが手口としてはかなり執拗で、悪質性が高いとみて、同日、告訴を受理した。
泉市長は市議2人にへの暴言の責任を取り、2023年4月の任期満了をもって政治家としては引退すると表明している。