神戸っ子ご用達の学習帳「神戸ノート」とは? 「シブさが特徴」「70年前“格差”解消のため誕生」 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

神戸っ子ご用達の学習帳「神戸ノート」とは? 「シブさが特徴」「70年前“格差”解消のため誕生」

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 今や当たり前のように「神戸ノート」と呼ばれていますが、正式商品名は「関西ノート学習帳」。1952年(昭和27年)の発売時「神戸ノート」という愛称が付けられ、そのまま定着しました。

 子どもの学習帳としては“シブめ”なデザインテイストも「神戸ノート」の特徴。

「モノトーンを基調にした表紙デザインや表紙の中紙クロスの材料、そしてミシン縫製といった根幹は50年以上変わらない“こだわり”と言えます。とはいえ、教科や時代の変化に応じて追加や製造中止となるノートも。そのタイミングで写真やデザインをチェンジする場合がありますね」(関西ノート)

基本の表紙デザインは、神戸の名所がプリントされたもの(提供=関西ノート株式会社)

☆☆☆☆

 以前より同社は「神戸市立王子動物園」や「ヴィッセル神戸」「阪神電車」など、さまざまな地元企業とコラボを実施。そして、2022年には子ども服メーカー『ファミリア』のデザイン表紙がラインナップしました。

 神戸の街と子どもたちへの愛がつまった「神戸ノート」。これからも使われて続けていってほしいものです。

(取材・文=つちだ四郎)

◆関西ノート株式会社
〒653-0055 兵庫県神戸市長田区浪松町3-2-21
関西ノート株式会社 公式サイト

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